クレジットカードが使えない際には、自身の支払い状況やクレジットカード本体のトラブルなど、さまざまな原因が考えられます。
カードが使えなくなった際は、まず何が原因になっているのかを突き止めることが1番大切です。
この記事では、クレジットカードが使えない場合の原因と解決策を状況別に解説します。
また、今後カードが使えなくなることがないよう、事前に行っておくべき予防策もご紹介するので、参考にしてみてください。
クレジットカードが使えない原因と解決策

クレジットカードが使えない場合は、さまざまな原因が考えられます。
以下は、カードが使えない状況別に原因をまとめたものです。

利用者自身が原因の場合もありますが、店舗側の問題や、カード本体のトラブルによって支払いができないこともあります。
ここからはそれぞれの状況ごとに、原因と解決策を紹介します。
ご自身に当てはまる状況を参考にしてみてください。
利用者自身の原因
クレジットカードが使えない原因でよくあるのが、利用者自身の問題です。
主に以下の4つが考えられます。
- 利用可能枠(限度額)を超えている
- 支払いの遅延・滞納
- 暗証番号を何回も間違って入力した
- 有効期限が切れたカードを使った
利用可能枠(限度額)を超えている
クレジットカードの利用可能枠(限度額)を超えていると、カードが使えなくなります。
利用可能枠(限度額)とは、クレジットカードを利用できる上限額を指す言葉です。
「ショッピング枠」や「キャッシング枠」などの枠で構成されており、利用可能枠から利用済みの金額を差し引いた金額が、現在利用できる「利用可能額」です。

まずは、設定している利用可能枠と、現在の利用額を確認しましょう。
カードの限度額が超えていると、利用停止されてしまいます。
【解決策】
利用可能枠を超えてしまった場合の解決策は、利用限度の引き上げ申請です。
利用しているカード会社への申請によって、一時的に利用限度額を引き上げることが可能です。
ただし、審査が必ず行われるので、申請したからといってすぐにカードが使えるわけではないことに注意しましょう。
支払いの遅延・滞納
クレジットカードの支払いが遅れると、カードが使えなくなる場合があります。
支払ったつもりが、口座に入っている金額が支払い金額に足りず未払いになっていたということも、よくある話です。
きちんとカード利用額の支払いができているか、まずは確認しましょう。
【解決策】
支払いが遅延している場合は、速やかに支払いましょう。
引き落としが完了しているかどうかは、アプリやインターネットバンキングに対応している銀行であれば、スマートフォンで確認できます。
カード会社によっては入金の反映が違うため、場合によっては利用再開に2〜3日かかることもあるので注意しましょう。
クレジットカードの支払いが遅れると信用情報に傷がつき、各種のローンが組みにくくなったりします。
カードの支払いは、なるべく遅れないようにすることが大切です。
暗証番号を何回も間違って入力した
クレジットカードの暗証番号は、何回も間違えるとカードの利用が停止されてしまいます。
暗証番号の入力は、そのカードが保有者本人のものであるかどうかの確認で行われます。
何度も入力を間違えてしまうと、本人ではないとみなされてしまいロックがかかってしまいます。
【解決策】
クレジットカードがロックされた場合は、カード会社に問い合わせ、クレジットカードの再発行手続きを行いましょう。
ロックがかかってしまったカードはセキュリティの関係で、再使用することはできません。
なので、カード会社に問い合わせたからといって、すぐにカードが使えるわけではないので注意しましょう。
暗証番号がわからない場合は、むやみやたらに番号を入力せず、カード会社に暗証番号を照会することが大切です。
有効期限が切れたカードを使った
クレジットカードの有効期限が過ぎてしまうと、そのカードは使えなくなります。
クレジットカードの有効期限はカードに書かれているか、連携しているカード会社のアプリで確認ができるのでチェックしてみてください。
【解決策】
有効期限が切れたカードは使えないので、新しいカードを発行しましょう。
ほとんどのクレジットカードは、有効期限がきれる前に自宅へ新しいカードが郵送されるようになっています。
まずは、自宅にカードが届いていないか確認しましょう。
新しいカードが見当たらない場合は、カード会社に問い合わせましょう。
ネットショッピングで使えない原因
インターネットでショッピングをする際にクレジットカードが使えない場合には、以下のような原因が考えられます。
- カード情報の入力ミス
- 不正利用を検知し自動的に利用停止された
カード情報の入力ミス
インターネットでショッピングをする際に入力するカード情報を間違えていると、支払いができません。
カード情報を一文字でも間違えていると、決済することはできないので注意しましょう。
【解決策】
自分が入力した内容が本当に合っているか、見直しましょう。
以下は、カード情報を入力する際に間違えやすいポイントです。
| 入力項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| カード番号 | 桁数は合っているか |
| カードの名義 | カードと同様の記載内容・つづりか |
| カードの有効期限 | 月/年の順になっているか |
| セキュリティコード | 認識している印字場所で合っているか |
不正利用を検知し自動的に利用停止された
普段と異なる使い方をすると、カード会社に不正利用と検知され、クレジットカードが利用停止される場合があります。
不正利用検知システムは、カードの不審な取引を防ぎ利用者を守るためのセキュリティサービスです。
例えば以下のような場合に、不正利用として検知されることがあります。
- 高額な買い物
- いつもの利用傾向と違う買い物
- 不正使用の多い店での買い物
不正利用検知サービスは、24時間365日の監視体制でカードの利用状況を全てモニタリングしています。
そのため、いつもと違った利用の仕方をすると、本人の利用ではないのではと判断され、カードの利用が一時的に停止されてしまうのです。
【解決策】
基本的に、クレジットカードの不正利用の検知でカードの利用が停止された場合は、利用者にカード会社から連絡があります。
その場合は、利用制限の解除手続きを行いましょう。
また、カード会社から連絡がなかったり、解除手続きの方法がわからない場合は、カード会社に問い合わせてみてください。
店舗決済で使えない原因
実店舗に原因がありクレジットカードが使えない場合もあります。
原因としては、以下の2つが考えられます。
- 店舗が国際ブランドに対応していない
- 店舗の決済端末に不具合がある
店舗が国際ブランドに対応していない
利用店舗がクレジットカードの国際ブランドに対応していないと、そのカードで支払うことはできません。
クレジットカードの国際ブランドとは、カードを「世界で利用する」ための決済システムのネットワークを持っているブランドを指します。
以下は国際ブランドの世界5大ブランドです。

店舗が上記の国際ブランドと提携していればカード決済はできますが、提携していなければ利用できません。
【解決策】
ほとんどのお店では、提携している国際ブランドを表記しています。
レジ周辺に表記されていることが多いので、店舗を利用する前に確認しておきましょう。
また、お店に行く前に電話などで店舗へ問い合わせておいても良いでしょう。
店舗の決済端末に不具合がある
あまり起こり得ないことですが、店舗の決済端末が故障していてカードが使えない場合があります。
特定のカードだけではなく、どのカードでも読み取りエラーが出てしまう場合は、店舗側の原因である可能性が高いです。
また、通信状況によっては、親機との通信処理に時間がかかってしまったり、時間切れになってしまって決済が未処理になってしまうこともあります。
【解決策】
カードの利用ができないのは完全に店舗側の原因となるため、こちらでできることはありません。
決済端末を使用せずに支払える現金や電子マネーなど、他の決済方法を利用しましょう。
カード本体の原因
クレジットカード自体に問題があり、カードが使えない場合があります。
よくある主な原因は以下です。
- 磁気不良や傷などの不具合でカードが読み取れない
- 規約違反をしている
- 家族カードで制限がかかっている
磁気不良や傷などの不具合でカードが読み取れない
クレジットカードについている磁気ストライプやICチップに問題があり、支払いができない場合があります。
クレジットカードは、磁気ストライプやICチップを読み取ることで支払いを行っています。
磁気不良や傷、汚れにより、うまくカードを読み取ることができずにエラーが出てしまうことがあります。
【解決策】
一度クレジットカードを綺麗に拭きとってみましょう。
原因が汚れの場合は使えるようになります。
それでも使えない場合は、磁気不良や傷によるトラブルなので、カードを新しく発行しなければなりません。
カード会社に問い合わせましょう。
クレジットカード会社でトラブルが発生した
クレジットカード会社の都合でカードが使えない場合もあります。
滅多に起こらないトラブルではありますが、カード会社によるメンテナンスや、システム障害によりカードが一時的に使えなくなることがあります。
【解決策】
カード会社で何らかのトラブルが発生している場合は、カード会社の公式サイトで確認しましょう。
クレジットカードを使えるようになるまでは待つしか対処法がありませんが、復旧の目安を知っておくためにも確認しておくと良いでしょう。
規約違反をしている
クレジットカードの規約違反をした場合、予告なくカードの利用を停止される場合があります。
クレジットカードの規約違反には、次のようなものがあります。
- クレジットカードの現金化
- 法人カードを名義人以外の人が使用する
- 加盟店が少額のカード払いを拒否する
換金を目的に商品を購入したり、意図的に本人以外がカードを利用することは規約違反に該当します。

規約違反が発覚した場合、会員資格の強制退会をさせられる可能性があります。
また、カードが使えなくなるだけではなく、新しいカードが作れなくなったり、ローンが組めなくなるリスクもあるため注意しましょう。
【解決策】
規約違反をして一度カードが使えなくなると、またそのカードが使えるようにはなりません。
カードの再発行や新規の発行に影響が出てしまうので、規約違反を行わないためにも会員規約をよく理解してカードを利用しましょう。
家族カードで制限がかかっている
家族カードを利用している場合は、本会員側の何らかの理由でカードが利用できなくなっている場合があります。
家族カードで利用できない場合に考えられる原因は以下です。
- 利用可能上限額を超えている
- 本会員が支払日に引き落としできていない
- カードの利用制限がかかっている
家族カードの特徴として、利用可能枠の金額は、本会員含め家族全員の合算金額となります。
そのため、他の家族がカード支払いを多く利用してしまうと利用可能枠の上限を超えて、カードが利用できなくなる仕組みです。
また、本会員はカード単位で国内外における全ての利用を制限でき、ネットショピングの利用にロックをかけたりすることもできます。
【解決策】
家族カードでクレジットカードが利用できなかった場合は、本会員の人に確認してみましょう。
利用可能枠や支払いの状況、利用制限をかけているかどうか聞いてみると良いでしょう。
クレジットカードが使えない時のためにできる予防策
クレジットカードが使えなくなった場合、原因がわかり対処してもすぐに使えるようにはなりません。
外出先の店舗での支払いなど、すぐに支払いが必要な時に現金を持ち合わせていなければ大変です。
クレジットカードが使えない状況にならないために、普段から以下の予防策を意識してみてください。

カードの情報管理を徹底する
保有しているクレジットカードの情報は、徹底して管理しましょう。
カードの情報を第三者に知られてしまうと、不正利用されるリスクが高くなります。
第三者に情報を知られたことでカードが不正利用された場合、補償の対象にはならない場合もあるので注意しましょう。
特に暗証番号は、忘れないようにとどこかにメモしてしまいがちですが、絶対にやめましょう。
クレジットカードの情報は、名義人だけが知る大切な情報です。
たとえ家族であっても教えてはなりません。
しっかり自分だけが確認できる場所で、情報を管理することが大切です。
磁気不良や傷にならないよう適切に管理する
磁気不良や傷がつかないよう、カードの保管は適切に行いましょう。
クレジットカードの適切な管理方法は以下です。
- テレビやスマートフォンなど、磁気の強いものの近くにカードを置かない
- クレジットカードを使用した後はすぐに財布にしまう
- クレジットカードと小銭や鍵は開けて保管する
- 他のカードと重ねて保管しない
クレジットカードの磁気不良や傷によってカードが使えなくなった場合は、新しいカードを発行し直さなければなりません。
カードの発行が完了するまで、クレジットカードの利用はできなくなるので注意しましょう。
そうならないためにも、クレジットカードは適切に保管しましょう。
サブのカードを発行する
1枚のクレジットカードが利用できない時でも困らないよう、サブのカードを発行しておくと良いです。
複数枚クレジットカードを持っておけば、いつも使用しているカードに何かトラブルがあってもサブのカードで代わりに支払いができます。
クレジットカードによっては即日発行のものもありますが、基本的には発行まで時間がかかるため、すぐに代わりに決済できるカードを持っておくと安心です。
その場合、国際ブランドを分けて複数枚持っておくと良いでしょう。
メインカードの国際ブランドが対応していない店舗でも、サブカードであれば支払いができる場合があり安心です。
また、カード会社も別会社で作っておくと良いです。
カード会社でシステムトラブルなどが起きても、カードが全く使えなくなるリスクを回避できます。
自分にあったクレジットカードを調べて、2、3枚持っておくことをおすすめします。
携帯と連携しておく
クレジットカードをスマホと連携しておけば、カードが磁気不良などで使えなくなった場合でも安心です。
クレジットカードはスマホアプリに登録し連携することで、Apple PayやGoogle Payといったスマートフォンの非接触型決済が利用できるようになります。
実店舗などで決済端末にスマートフォンをかざすだけでクレジットカードでの支払いができるため、カードに何かあっても心配ありません。
また、利用状況などもアプリで確認できるので、お金の管理がしやすいのもメリットです。
しかし、スマートフォンの紛失や盗難によるスマホ決済の悪用のリスクもあります。
クレジットカードのアプリの画面を開いたままにしないなど、情報の管理はしっかり行いましょう。
クレジットカードの利用状況や支払日を把握しておく
クレジットカードの利用可能枠や現在の利用状況、支払日などをしっかり把握しておきましょう。
「自分がいくらまでカードを利用でき、今いくら使用しているのか」「支払日はいつで、いくら支払うべきなのか」を把握しておくことは、クレジットカードを上手に使用する上で大切なことです。
利用上限枠を超えた買い物やカードの支払い滞納をしないことにより、カードが利用できなくなるリスクを防げます。
クレジットカードをよく利用する人は、自分にあったお金の使い方を計画的に行いましょう。
クレジットカードが使えない時はまず利用状況について調べてみよう!

クレジットカードが利用できなくなった際の原因と解決策をいくつか紹介しましたが、まずは自身のカードの利用状況を調べてみましょう。
それでも原因が見つからない場合は、カード会社に問い合わせるとスムーズに解決します。
クレジットカードの発行には時間がかかるため、いつも使っているカードが使えなくなった時でも困らないよう、サブのカードも発行しておくことをおすすめします。
クレジットカードによっては即日発行が可能なカードもありますので、自分にあったカードを複数枚持っておきましょう。

