あいさつは人とコミュニケーションをとる上で、1番抑えておきたい言葉です。
言葉の文化が違っても基本のあいさつを覚えておくだけで、コミュニケーションの幅が広がります。
ドイツ語を話せるようになると、以下の国の人と会話ができるようになります。
【ドイツ語が使用されている国】
- ドイツ
- オーストラリア
- ベルギー
- スイス
- ルクセンブルク
- リヒテンシュタイン
この記事では、ドイツ語の基本的なあいさつや、実際の会話の例文をご紹介します。
ドイツ語圏の人とコミュニケーションをとる際の参考にしてみてください。
【シーン別】ドイツ語の基本的なあいさつフレーズ
シーン別に基本的なドイツ語のあいさつを紹介します。
以下で紹介するフレーズが会話の中で自然に出せるように、何度も声に出して覚えてみてください。
人と会った時

人と出会ったらまずはあいさつです。
時間帯や、相手との関係性に合わせて使い分けてみてください。
- おはよう=Guten Morgen(グーテン モルゲン)
- こんにちは=Guten Tag(グーテン ターク)
- こんばんは=Guten Abend(グーテン アーベント)
- お元気ですか?=Wie geht’s Ihnen?(ヴィ ゲーツ イーネン?)
- お会いできて嬉しいです=Es freut mich(エス フロイト ミッヒ)
おはよう
Guten Morgen(グーテン モルゲン)
朝に人と会った時に使えるあいさつです。
Guten(グーテン)」はドイツ語で、「良い」という意味を持ちます。
基本的なあいさつには、頭に「Guten(グーテン)」がつくことがほとんどです。
Guten Morgen(グーテン モルゲン)」とは、「良い朝を!」という意味も含まれます。
こんにちは
Guten Tag(グーテン ターク)
昼など、太陽が出ている時間帯に使えるあいさつです。
また、もう少しくだけたあいさつをするのであれば、「Hallo(ハロー)」もおすすめです。
日本語で「やあ!」という意味を持ちます。
こんばんは
Guten Abend(グーテン アーベント)
太陽が沈んだ時間帯に使えるあいさつです。
「Guten(グーテン)」がドイツ語で、「良い」という意味なので、「良い夕方を!という意味を持ちます。
1日の終わり頃に使うあいさつなので、「wie war dein Tag?(今日はどんな1日だった?)」と続けると、会話が膨らむきっかけになるでしょう。
お元気ですか?
Wie geht’s Ihnen?(ヴィ ゲーツ イーネン?)
相手の調子を伺う時に使用できるあいさつです。
基本的なあいさつ(おはよう/こんにちはこんばんは)の後に続けて使用することが多いです。
また、「Wie geht’s Ihnen?(ヴィ ゲーツ イーネン?)」は、初対面や目上の人向けの言い回しですが、親しい間柄であれば、「Wie geht’s dir?(ヴィ ゲーツ ディア?)」も使えるので覚えておきましょう。
お会いできて嬉しいです
Es freut mich(エス フロイト ミッヒ)
初めて会う人や久しぶりに会う人に使えるあいさつです。
「はじめまして!」と言いたい時にも使えます。
また、「lch auch!(イヒ アオホ)」は、「私も!」という意味なので、相手に言われた際の返しとして覚えておくと良いでしょう。
人と別れる時

人と別れる時もあいさつをしましょう。
別れ際に何もあいさつしなければ失礼にもあたります。
状況に応じて下記のあいさつを使い分けてみてください。
- さようなら=Auf Wiedersehen(アウフ ヴィーダーゼーン)
- おやすみなさい=Gute Nacht(グーテ ナハト)
- またね=Bis dann(ビス ダン)
- よい1日を!=Schönen Tag noch!(シューネン ターク ノック!)
さようなら
Auf Wiedersehen(アウフ ヴィーダーゼーン)
別れ際によく使われるあいさつです。
顔馴染みのない相手でも、スーパーや飲食店でお店の人とかわすこともあります。
また、もう少しくだけた言い方の「さようなら」であれば、「Tschüss (チューッス)」もよく使います。
家族や友人には、「Tschüss (チューッス)」を使うのが良いでしょう。
おやすみなさい
Gute Nacht(グーテ ナハト)
夜寝る前や1日の終わりに使うあいさつです。
相手から言われた際も、同じように「Gute Nacht!(グーテ ナハト)」と返しましょう。
また、後に続ける言葉として、「Schaf rut!(シェラーフ ゲート)=良い夢を」という言葉があります。
「よく寝てね」といった相手を気遣う意味があるので、親しい関係の人とのあいさつに使ってみてください。
またね
Bis dann(ビス ダン)
特に次に会う予定が決まっていない時の別れ際に使うあいさつです。
「また会いましょう」という意味があります。
「また」を意味する表現は他にもあります。
- また近いうちに=Bis gleich(ビス グライヒ)
- また明日=Bis Morgen(ビス モーゲン)
- またすぐに=Bis bald(ビス バルド)
- また後で=Bis später(ビス シュペーター)
相手や状況によって使い分けられるので、覚えておくと便利です。
よい1日を!
Schönen Tag noch!(シューネン ターク ノック!)
「こんにちは」や「さようなら」などの基本的なあいさつの後に付け足せると、会話レベルがさらに上がるあいさつです。
相手から言われた際は、同じように「Schönen Tag noch!(シューネン ターク ノック)」と返しましょう。
また、「Danke gleichfalls!(ダンケ グライヒファルス)=ありがとう、あなたも!」とお礼を交えて返すのも印象が良いです。
お礼を伝える・伝えられた時
相手に何かしてもらったり、お礼を言われた時に使えるあいさつをご紹介します。
- ありがとうございます=Danke schön(ダンケ シェーン)
- どういたしまして=Bitte schön(ビッテ シェーン)
- はい、喜んで=Ja gern(ヤー ゲルン)
ありがとうございます
Danke schön(ダンケ シェーン)
相手に感謝の気持ちを伝えたい時に使うあいさつです。
「おはよう」や「こんにちは」の基本あいさつと同じくらい使う頻度が多いので、しっかり覚えておきましょう。
また、相手との関係が親しい中であれば、「Danke(ダンケ)=ありがとう」と、くだけた言い方を使うことが多いです。
どういたしまして
Bitte schön(ビッテ シェーン)
相手にお礼を言われた時に返すあいさつです。
日本語の「どういたしまして」は1つしかありませんが、ドイツ語は相手によって言葉を使い分けます。
「Bitte schön(ビッテ シェーン)」は1番丁寧な言い方です。
ある程度関係性があり、仲の良い人には、「Bitte sehr!(ビッテ ゼアー)」を使うことが多いです。
はい、喜んで
Ja gern(ヤー ゲルン)
相手に何か頼まれたり、「ありがとう」と言われた際に使える返事です。
「Ja(ヤー)」はドイツ語で「はい」という意味です。
「Germ(ゲルン)」だけでも「喜んで」や「進んで」という意味があるので、単体でも使えます。
自分が返しやすい言い方でコミュニケーションをとってみてください。
謝りたい時
時には相手に謝らなければいけない場面に出会うこともあります。
謝罪の言葉を覚えておくことで、トラブルを回避できることもあるので、しっかり頭に入れておきましょう。
- すみません=Entschuldigung(エンチューリグング)
- ごめんなさい=Es tut mir leid(エントシュルディグング)
すみません
Entschuldigung(エンチューリグング)
人に謝るだけでなく、声をかけたりするときにも使えるフレーズです。
ドイツ語の謝罪の言葉では、1番多く使われている表現です。
英語の「Excuse me」にあたるため、覚えておけば便利でしょう。
ごめんなさい
Es tut mir leid(エントシュルディグング)
自分に非があり、相手にしっかりと謝罪するときに使うフレーズです。
「申し訳ございません」という意味を持ちます。
ただし、なんでも「Es tut mir leid(エントシュルディグング)」を使っていると、自分に非がないことも、非があることになってしまうので注意しましょう。
状況に合わせて「Entschuldigung(エンチューリグング)」と「Es tut mir leid(エントシュルディグング)」を使い分けることが大切です。
会話中の相槌

人とコミュニケーションを取る上で、相槌も抑えておきましょう。
相手が言っていることに対して、返事や反応をすることでさらに会話が弾みます。
- はい/いいえ=Ja/Nein(ヤー/ナイン)
- わかりません=Ich weiß nicht(イヒ ヴァイス ニヒト)
- 素晴らしい=Wunderbar(ヴンダバー)
はい/いいえ
はい/いいえ=Ja/Nein(ヤー/ナイン)
英語の「YES」「NO」にあたる返事です。
相手の話の相槌に「Ja(ヤー)」を使ったり、質問に対して「Ja(ヤー)」や「Neun(ナイン)」で返事をします。
また、「うんうん」といった相槌に「uh-huh(ンーフ)」というハミングを入れても良いでしょう。
とにかく相手の話をしっかり聞いていることが伝われば問題ありません。
わからない
わかりません=Ich weiß nicht(イヒ ヴァイス ニヒト)
相手に質問された内容がわからなかったり、答えられない場合に使うフレーズです。
英語の「I don’t kwon」にあたります。
また、少しニュアンスの違う「Ich kenne nicht(イヒ ケネ ニヒト)」というフレーズがあります。
「Ich kenne nicht(イヒ ケネ ニヒト)」は、「知りません」という意味です。
知識や情報としてわからない場合は、「Ich weiß nicht(イヒ ヴァイス ニヒト)」を使い、経験として知らない場合は、「Ich kenne nicht(イヒ ケネ ニヒト)」が使えると、より相手に伝わるでしょう。
- 知識や情報としてわからない=Ich kenne nicht(イヒ ヴァイス ニヒト)
- 経験として知らない=Ich kenne nicht(イヒ ケネ ニヒト)
素晴らしい
素晴らしい=Wunderbar(ヴンダバー)
相手が言ったことに対して、ポジティブなリアクションをする際に使うフレーズです。
素晴らしい」「素敵」「すごい」といった意味を持ちます。
また、同じ「素晴らしい」という意味でも、フォーマルな場所で使われることの多い「Ausgezeichnet(アォスゲツァィヒネト)」というフレーズもあります。
高級レストランやコンサートなどで使われることが多いです。
状況によって使い分けできると良いでしょう。
ドイツ語のあいさつフレーズを活用した例文

基本的なあいさつを交えながら、シーンで使えるドイツ語の例文をご紹介します。
会話の参考にしてみてください。
自己紹介
初めて会う人には自己紹介をする必要があります。
簡単な自己紹介の流れとして以下のようなイメージです。
- Guten Tag.(こんにちは/グーテン ターク)
- Ich heiße 〇〇. (私の名前は〇〇です。/イッヒ ハイゼ 〇〇)
- Ich bin 〇〇 Jahre alt.(私は〇〇歳です。/イッヒ ビン 〇〇 ヤーレ アルト)
- Mein Hobby ist Filme schauen. (私の趣味は映画観賞です。/マイン ホビ イスト フィルメ シャオエン)
- Es freut mich.(お会いできて嬉しいです。/エス フロイト ミッヒ)
他にも職業や出身など、状況に合わせて自己紹介の内容を変えて練習してみましょう。
飲食店での注文
ドイツ圏のお店に行くのであれば、ドイツ語で注文ができるとスムーズです。
注文の間違いが起こらないためにも覚えておきましょう。
- Guten Abend.(こんばんは/グーテン アーベント)
- Wir sind zwei Personen.(私たちは2名です/ヴィアジント ツヴァイ パーゾンネン)
- Ich möchte bestellen, bitte.(注文をお願いします/イッヒ メヒテ ベシュテレン、ビッテ)
- Ich hätte gerne ~.(〜をください/イッヒ ヘッテ ゲルネ ~)
- Zahlen bitte.(お会計おねがします/ツァーレン ビッテ)
- Danke schön(ありがとう/ダンケ シェーン)
マナーとして、ドイツ圏の国では注文が決まっていても、店員が来るまで待ちましょう。
気がついてもらえない場合は、アイコンタクトや片手をあげて気がついてもらいましょう。
道を尋ねる
ドイツ圏で道に迷ったり、目指している場所への行き方がわからないときは、周りの人に聞いてみましょう。
その際に、コミュニケーションがうまくとれなければいけません。
簡単な道の尋ね方を覚えておくことで、スムーズに助けてもらえます。
- Entschuldigung.(すみません/エンチューリグング)
- Wie komme ich zu 〇〇?(〇〇はどうやっていけますか?/ヴィー コメ イヒ ツー〇〇?)
- Können Sie das auf der Karte zeigen?(地図で示していただけますか?/ケネン・ジー・ダス・アウフ・デア・カルテ・ツァイゲン?)
- Danke schön.Schönen Tag noch!(ありがとう!良い1日を/ダンケ シェーン!シューネン ターク ノック)
道を尋ねた際は、相手が言っていることを理解する能力も必要です。
以下の言葉も最低限覚えておきましょう。
- 次の=der nächste(デア ネクステ)
- 左=links(リンクス)
- 右=rechts(レヒツ)
- 真っ直ぐ=geradeaus(ゲラデアウス)
- 戻る=zurück(ツリュック)
まずは基本的なドイツ語であいさつしてみよう!

言語の違う人とコミュニケーションをとるためには、まずは基本的なあいさつからしっかり行いましょう。
今はスマートフォンの翻訳機能を使えば、言葉がわからなくても会話はできます。
しかし、目を合わせて会話をすることが、コミュニケーションをとるという意味では大切なことです。
基本的なあいさつさえ抑えておけば、違う言語の国でもより楽しく過ごすことができるでしょう。
ぜひ、コミュニケーションの幅を広げるためにも、ドイツ語のあいさつを覚えてみてください。


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